【高松・丸亀】家が一日で形になる「上棟」の一日|家づくりの裏側を見てみよう
家づくりの現場を見ていて、
「昨日まで何もなかったように見えた場所に、今日は家が建っている」
そんな瞬間があります。
それが「上棟」です。
基礎工事が終わった現場に柱や梁が次々と組まれ、屋根まで形づくられていく。
朝に現場を見たときと、夕方に見たときでは、まるで別の場所のように感じることもあります。
家づくりを経験したことがない方にとっては、少し不思議な一日かもしれません。
今回は、普段はなかなか見ることのできない「上棟の一日」を、家づくりの裏側としてご紹介します。

上棟って、そもそも何をする日?
「上棟」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。
簡単にいうと、柱や梁などの構造材を組み上げ、屋根の骨組みまでつくっていく大切な工程です。
基礎工事が終わっただけでは、まだ家の全体像は分かりません。
そこに柱が立ち、
梁が組まれ、
少しずつ空間ができていく。
そして屋根ができてくると、
「ここがリビングかな」
「このあたりが玄関かな」
と、図面で見ていた家が現実のものとして感じられるようになります。
家づくりの中でも、特に「家ができていく」を実感しやすい一日です。
朝は、まだ「家」には見えない
上棟の日の朝。
現場には、これから使う構造材などが準備されています。
基礎はすでに完成していますが、まだ家というより「これから何かが始まる場所」という印象かもしれません。
ところが、作業が始まると現場の雰囲気が一気に変わっていきます。
柱が立ち、
梁が組まれ、
一つひとつの部材がつながっていく。
図面の上では線だったものが、立体になっていきます。
ここまでの工程については、『家は土台で決まる?基礎工事の裏側』でもご紹介しています。
上棟を迎えるまでに、まず家を支える土台がどのようにつくられているのか、ぜひ合わせてご覧ください。
柱が立つと、一気に家らしくなる
上棟の様子を見ていて、特に印象的なのが柱が立ち始める瞬間です。
それまで平面的だった基礎の上に、柱が一本、また一本と立っていきます。
すると、
「ここが部屋になるんだ」
ということが少しずつ分かってきます。
図面を見ながら、
「リビングはこのあたり」
「キッチンはここ」
と想像していた空間が、実際の大きさとして目の前に現れてきます。
家づくりをしているご家族にとっても、ワクワクする瞬間ではないでしょうか。

職人さんたちが、それぞれの仕事を進めていく
上棟の日は、多くの人が関わる現場でもあります。
材料を運ぶ人。
柱や梁を組み上げる人。
周囲の安全を確認する人。
それぞれが役割を持ちながら作業を進めていきます。
一見すると、
「どんどん材料を組み上げている」
ように見えるかもしれません。
でも、実際には図面を確認しながら、順序や位置を考えて一つずつ作業しています。
家は大きなものなので、
「一人の職人さんが家をつくる」
わけではありません。
たくさんの人が、それぞれの仕事を積み重ねることで、一つの住まいができていきます。
「一日で家が建つ」のではなく「一日で形が見えてくる」
「上棟すると一日で家が建つ」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、完成までにはその後もたくさんの工程があります。
上棟は、
「一日で完成する日」
ではありません。
「家の形が一気に見えてくる日」
と考えると分かりやすいと思います。
基礎工事から始まり、柱や梁、屋根などが組み上がる。
そこから外壁や断熱、内装、設備など、さまざまな工程を経て完成へ向かいます。
つまり上棟は、家づくりの長い道のりの中でも、大きな節目の一つです。
上棟を迎えるまでにも、たくさんの工程がある
今回の「家づくりの裏側」シリーズでは、「家は土台で決まる?基礎工事の裏側」を紹介しました。
家を建てる前には、まず地盤や基礎など、建物を支える部分の工事があります。
そこから上棟を迎え、家の形ができていきます。
そして、上棟後には断熱などの施工も進んでいきます。
では、完成すると見えなくなる壁の中の施工について紹介しています。
上棟の日だけを見ると、
「家が一気にできた!」
と感じます。
でも、その前後には一つひとつの工程があります。
そう考えると、完成した家を見る目も少し変わってきませんか。

完成すると見えなくなるからこそ、見ておきたい
家が完成すると、
柱や梁を見ることはできません。
壁の中の断熱材を見ることもできません。
基礎の上にどのように建物が組み上げられているのかも、普段の生活では意識することが少ないと思います。
だからこそ、施工中の現場には、
「完成した家だけでは分からないもの」
があります。
家づくりを考えているなら、モデルハウスを見るだけでなく、可能であれば施工中の現場も見てみる。
そんな視点も大切なのではないでしょうか。
55歳からの家づくりでも「現場を見る」ことは大切
これまでの「55歳からの家づくり」シリーズでは、
「これからどんな暮らしをしたいか」
「夫婦それぞれの時間をどう楽しむか」
「これからも続けたい趣味をどう暮らしに取り入れるか」
といった、暮らしの側から家づくりを考えてきました。
一方で、
「その暮らしを支える家が、どうつくられているのか」
を知っておくことも大切です。
間取りやデザインだけではなく、
「どんな工程で家ができていくのか」
「完成すると見えなくなる部分はどうなっているのか」
を知る。
家を建てることは、大きな買い物です。
だからこそ、完成した家だけでなく、その途中にも目を向けてみてほしいと思います。
上棟の日に、家族で話してみてほしいこと
もしご家族で上棟の日を見る機会があれば、
「ここがリビングになるんだね」
「思ったより広いね」
「キッチンはこのあたりかな」
「ここから庭が見えるんだね」
そんな会話をしてみてください。
図面だけでは分からなかったことが、実際の空間を見ることで見えてくることがあります。
そして、
「ここでどんな暮らしをしたい?」
と話してみる。
それも家づくりの楽しみの一つだと思います。
家ができる過程を知ると、完成した家がもっと身近になる
住宅展示場や完成見学会では、完成した家を見ることができます。
もちろん、それも大切です。
でも、
「この家は、最初はどんな状態だったんだろう?」
と考えてみると、家づくりはもっと面白くなります。
基礎ができる。
柱が立つ。
梁が組まれる。
屋根ができる。
断熱材が施工される。
壁ができる。
設備が入り、内装が仕上がる。
そうやって一つずつ積み重なって、最後に「家」になります。
まとめ|一日で形が見えてくる「上棟」
上棟は、家づくりの中でも特に変化を感じやすい一日です。
朝にはまだ建物の形が分からなかった現場が、夕方には「家」として見えてくる。
その背景には、職人さんたちの仕事や、そこに至るまでのさまざまな工程があります。
今回の記事で覚えておいてほしいのは、
・上棟は家の形が一気に見えてくる大切な工程
・一日で家が完成するわけではない
・基礎から上棟、断熱、内装へと工程が続いていく
・完成すると見えなくなる部分がたくさんある
・施工中の現場を見ることで、家づくりへの理解が深まる
ということです。
完成した家を見るだけでは分からない「家づくりの裏側」。
これから家を建てるなら、一度は実際の施工現場を見てみてはいかがでしょうか。
「家って、こうやってできていくんだ」
そんな発見があるかもしれません。
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