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55歳からの家づくり|これからの暮らしにお金を残す資金計画の考え方

  • 丸亀店

家づくりを考えるとき、多くの方が気になるのが「いくらの家を建てられるか」ということではないでしょうか。

住宅ローンを利用するなら、年収や自己資金から借入可能額を計算することも大切です。

でも、55歳からの家づくりでは、それだけで予算を決めてしまうのは少しもったいないと私は思っています。

なぜなら、家を建てた後にも、これから続けたい暮らしがあるからです。

旅行に行きたい。

好きな車に乗りたい。

趣味を楽しみたい。

庭で植物を育てたい。

家族との時間を楽しみたい。

そんな「これからやりたいこと」にも、お金は必要です。

だからこそ55歳からの家づくりでは、

「いくら借りられるか」

だけではなく、

「家を建てた後、どんな暮らしをしたいのか」

から資金計画を考えてみることが大切です。

自然光の入るナチュラルなLDK。50代~60代くらいの夫婦がテーブルで話をしている様子。家計相談という堅い雰囲気ではなく、「これからどんな暮らしをしようか」と話しているような自然な表情。広角・引き構図。

 

家にかけられる金額ではなく、暮らしに残したいお金を考える

住宅ローンの相談では、「いくら借りられますか?」という質問がよくあります。

もちろん、借入可能額を知ることは家づくりのスタートとして大切です。

ただ、借りられる金額と、無理なく返していける金額は同じとは限りません。

さらに55歳からの家づくりでは、住宅ローンだけでなく、その先の暮らしも考えておきたいところです。

たとえば、

・毎年どこかへ旅行したい
・趣味に使うお金を残したい
・車を買い替える予定がある
・家族との外食やお出かけを楽しみたい
・庭や植物を楽しみたい
・将来のための貯蓄も続けたい

こうした予定があるなら、家づくりに使えるお金をすべて住宅に回すのではなく、最初から「暮らしに残しておくお金」を考えておくことが大切です。

家は完成したら終わりではありません。

むしろ、そこからが暮らしのスタートです。

 

「いい家を建てる」だけがゴールではない

家づくりをしていると、ついつい「あれも欲しい、これも欲しい」となってしまいます。

キッチンをグレードアップしたい。

収納を増やしたい。

広いLDKにしたい。

おしゃれな家具も置きたい。

せっかく建てるなら、できるだけ理想に近づけたいと思うのは自然なことです。

ただ、予算を考えるときには、一度立ち止まって、

「その分のお金を使った後、これからの暮らしはどうなるだろう?」

と考えてみてください。

例えば、家に100万円多く使うことで、旅行を何回か我慢することになるなら、それは本当に自分たちが望んでいる家づくりなのか。

逆に、家の広さや設備を少し見直すことで、趣味や旅行に使えるお金を残せるなら、そのほうが自分たちらしい家づくりになるかもしれません。

家づくりの正解は、家そのものだけでは決まりません。

家を建てた後に、どんな毎日を過ごせるか。

そこまで含めて考えてみたいと思っています。

 

55歳からは「家の大きさ」も資金計画の一部

資金計画というと、住宅ローンの金額ばかり考えてしまいがちですが、「どんな大きさの家にするか」も大きく関係します。

家が大きくなれば、建築費だけでなく、将来的なメンテナンスや日々の掃除などにも違いが出てきます。

だからといって、単純に「小さな家にしましょう」という話ではありません。

大切なのは、

今の暮らしと、これからの暮らしに必要な広さを考えること。

例えば、子どもが独立した後も使い続ける部屋なのか。

夫婦それぞれの時間を過ごす場所が必要なのか。

趣味の道具を置くスペースが欲しいのか。

庭で植物を育てたいのか。

来客を迎える場所が必要なのか。

自分たちにとって必要な場所を整理していくと、「広ければいい」という考え方から少し変わってくるかもしれません。

「55歳からの家づくり|これからの暮らしにちょうどいい平屋の広さとは?」でも、

これからの暮らしに必要な広さについて考えました。

家の大きさを考えることは、間取りだけではなく、これからの資金計画にもつながっています。

 

住宅ローンは「返せるか」だけでなく「暮らしを続けられるか」

55歳から住宅ローンを利用する場合、返済期間や毎月の返済額について、より慎重に考える必要があります。

大切なのは、現在の収入だけを見るのではなく、

「これから収入や生活がどう変化する可能性があるか」

を一度整理してみることです。

そして、住宅ローンの返済を続けながら、

・毎月の生活費
・車などの買い替え
・家のメンテナンス
・趣味や旅行
・将来のための貯蓄

などにも無理なく対応できるかを考えます。

もちろん、将来のことをすべて正確に予測することはできません。

だからこそ、ギリギリまで住宅費に充てるのではなく、ある程度の余白を持たせておく。

この「余白」が、これからの暮らしを楽しむための大切な部分になるのではないでしょうか。

 

「家にいくら使う?」の前に「これから何をしたい?」を考える

私は、55歳からの家づくりでは、資金計画の最初にこんな質問をしてみるのもいいと思っています。

「家を建てた後、何をして過ごしたいですか?」

旅行でしょうか。

趣味でしょうか。

庭いじりでしょうか。

友人を招いて食事をすることでしょうか。

ゆっくり本を読むことでしょうか。

家族との時間でしょうか。

人によって答えは違います。

でも、その答えが見えてくると、家にかける予算の考え方も少しずつ見えてきます。

「この暮らしを続けたいから、このくらいのお金は残しておきたい。」

そんなふうに考えてみると、住宅ローンの数字だけを見ていたときとは違った家づくりが見えてくるかもしれません。

自然光が入る落ち着いたリビングで、50代〜60代くらいの夫婦がそれぞれ好きなことをしながら同じ空間で過ごしている様子。片方は読書、もう片方は植物の手入れなど、会話をしていなくても心地よく一緒にいられる雰囲気

 

家づくりは「これからの人生」の予算配分でもある

家は人生の中でも大きな買い物です。

だからこそ、できるだけ後悔のない家を建てたい。

その気持ちは当然です。

ただ、「後悔しない家」を考えるとき、家の中だけを見てしまうと、少し視野が狭くなってしまいます。

家を建てた後も人生は続いていきます。

新しい趣味を始めるかもしれません。

旅行に行く回数が増えるかもしれません。

家族との過ごし方が変わるかもしれません。

思いがけない出費があるかもしれません。

だからこそ、

「家にいくら使うか」

と同時に、

「これからの人生にいくら残したいか」

を考えてみる。

その両方を見ながら予算を決めることが、55歳からの家づくりでは大切なのだと思います。

 

まとめ

55歳からの家づくりでは、「いくらの家が建てられるか」だけで予算を決めるのではなく、

「家を建てた後にどんな暮らしをしたいか」から考えてみることをおすすめします。

住宅ローンの返済額。

家の広さ。

建築費。

将来のメンテナンス。

そして、旅行や趣味、家族との時間に使うお金。

全部を一つの家計の中で考えてみる。

そうすると、「できるだけ大きく、できるだけ立派な家」ではなく、

「これからの人生を楽しみながら暮らせる家」

という別の答えが見えてくるかもしれません。


「これからの人生を楽しむ家って、どんな家だろう?」という視点については、

こちらでも詳しく考えています。

 

家づくりは、家を買うことだけではありません。

これからどんな時間を過ごしたいのかを考えること。

そのために、どこにお金を使い、どこにお金を残すのかを考えること。

それも、家づくりの大切な一部だと思います。

 


 

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